防腐剤の種類と刺激の違い

防腐剤って一体何の成分を指すのでしょうか??

 

化粧水や乳液にはたくさんの水が含まれています。

ただの水は放っておくと腐ってしまいますので化粧水が腐らないように配合されているのが防腐剤です。

 

防腐剤には様々な種類があり、防腐剤の一種である「パラベン」はアレルギーなどの皮膚トラブルを引き起こす可能性がある「旧表示指定成分」です。

 

パラベンの中にもさらにいくつかの種類があり、刺激の強さもまちまちなのですが、最も刺激のある「プチルパラベン」をまず避けるようにしましょう。

 

ただ、パラベンには高い防腐効果があり、他の防腐効果のある成分と比べて少量で効果を発揮することができますので、配合バランスの工夫によっては、刺激を低い状態に抑えることができます。

 

パラベンと比べて低刺激な防腐剤とされているのが「フェノキシエタノール」と「BG」です。

無添加化粧水などを選んでいる人にとってはよく目にする成分名ではないでしょうか??

パラベンよりも確かに安全性の高い成分ですが、防腐効果が弱いため効果をはっきする配合量にした場合「パラベンよりも安全性があるとは言えません」

 

防腐剤は化粧水や乳液が腐らないようにするためには必要な成分ですので、全てを避けるわけではなく、比較的刺激の少ない成分を選んでいきましょう。