界面活性剤の種類と刺激の違い

洗剤でお皿を洗った後で、指先や手の甲がカサカサと粉を吹いたようになった経験はありませんか?

 

指先が荒れるのは洗剤に含まれる「界面活性剤」という成分が肌に必要な油分まで洗い落としてしまうために起こるのですが、界面活性剤には水と油をくっつけた理、泡立ちをよくしたりする重要な役割があるため、シャンプーや洗顔料にも必ずと言っていいほど配合されているのです。

 

注意してほしいのは「ラウリル硫酸ナトリウム」で、この成分は肌の奥まで入りこみ、流れ落ちにくい性質を持つため、敏感肌の人は避けたいところです。

 

ただ界面活性剤の中には刺激の弱いものもおりますので、必要以上に怖がることはありません。

 

低刺激成分の中でも「ラウロイルメチルアラニンナトリウム」「ココイルグルタミン酸ナトリウム」「ココイルメチルタウリンナトリウム」

の3つは肌に必要な油分を適度に残した状態で洗浄することができるのでお勧めです。