「〇〇フリー」の落とし穴に気をつける

「〇〇フリー」と記載されている化粧品を使用し他のに、スキンケアの途中で肌がかぶれてしまったり、ヒリヒリを感じたりして、疑問に思ったことはないですか?

 

例えば防腐剤不使用と思わせる「パラベンフリー」という文言のある製品で、別の防腐剤でもあるフェノキシエタノールが大量に配合されていれば、刺激を感じることはあります。

 

パラベンフリー」と書かれた化粧品を選ぶ場合は、成分の表示を確認し、他の防腐剤量も確認しましょう。

 

また化粧品には「キャリーオーバー成分」という抜け道があり「〇〇フリー」と書かれていても、その「〇〇」成分そのものが含まれていることがあるのです。

 

例えば化粧品の原料となる植物エキス成分を抽出するために、少量のエタノールを使用することがありますが、薬事法上の特例としてこのエタノールはキャリーオーバー成分に当たるので、表示する義務がありません。

 

「アルコールフリー」「エタノールフリー」と書かれている化粧水の中にも、本当にエタノールが入っていないものと、少量のエタノールが含まれているものがあるのです。

 

「〇〇フリー」はあくまでも参考程度ぬとどめ、ヒリヒリを感じてしまったら、自分の肌の声を信じて使用を中止し、炎症がひどい場合は皮膚科の医師に早めに相談してください!