夏の洗顔は「朝晩の2回+1回まで」が基本
肌がベタつきやすい夏は、こまめに顔を洗いたくなりがちですが洗顔をしすぎると、皮脂膜を流してしまい、乾燥を招くことになります。
皮脂膜は肌の表面にあり、角質層で保たれている水分の蒸発を防ぐ役割を担っています。
また、肌は乾燥した状態になると、肌を守るために皮脂を分泌させます。
肌が乾燥していることに気づかず、そこでまた皮脂を落とそうとしてしまうと、乾燥による皮脂過剰が進んでいってしまうのです。
乾燥によって皮脂の分泌量が増えることも、ニキビや吹き出物の原因となります。
洗いすぎによる肌の乾燥を防ぐためには、夏の洗顔の回数は「朝晩の2回」が基本です。
運動したあとなど、汗をかいた時に1回追加することに留めます。
洗う回数を増やしたいときは、洗顔石鹸を使用しない素洗いを混ぜることで、洗いすぎを防ぎましょう。
肌表面に皮脂や汗とメイクが混じった不衛生な状態が続くと、毛穴に汚れがつまり、吹き出物の要因となります。
また皮脂は酸化すると過酸化脂質となり、肌の老化を招きます。