黒ずみの原因①

メラニンによる色素沈着〜

 

肌に過度な摩擦や刺激を加えると「メラニン」という物質が肌を守るために分泌されます。メラニンは本来肌を守るものですが、過剰に分泌されてしまうと、色素が沈着して黒ずみとして残ってしまうのです。

 

しかし、本来、ターンオーバーという、皮膚に備わっている生まれ変わり機能があります。つまり、今触れることのできる皮膚も、やがて失われ、新しい皮膚に取って代わるのです。

そのため、メラニンが過剰に分泌されて、黒い色素として残ってしまっても、やがてターンオーバーによって排出されるため、黒ずみも消えてなくなります。

ただし、ターンオーバーが遅かったり、サイクルが乱れたりすると、皮膚の古い角質がはがれ落ちにくくなります。メラニンも排出されにくくなるため、黒ずみとなるのです。

ターンオーバーが遅いのは、特にひじやひざなどの皮膚が厚い部位です。これらの部位に黒ずみが起きやすいのは、このような理由が大きいと考えられます。また、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどによって、ターンオーバーが乱れやすくなります。

きちんと原因を知って、対策を立てていきましょう!