肌の油のもと、皮脂の分泌が過剰になる原因とは

スキンケア方法は年代によって違いますが、間違ったスキンケアを続けていると皮脂の分泌は過剰になります。

皮脂は皮脂腺から分泌されており、皮脂腺は思春期になると性ホルモンに刺激されて活発となり、皮脂の分泌も盛んになります。

 

20~30歳代では皮脂の分泌は一定ですが、更年期を迎えるころには皮脂の分泌は減ってきます。皮脂のには薄い膜の表皮があり、外に触れる部分は角質です。皮脂は新陳代謝を繰り返して、新しい表皮を作っては皮膚の内側から表面に押し上げて角質として完成させます。

 

古い角質は垢となり剥がれ落ちることで健康で美しい肌を維持しており、この表皮の働きをターンオーバーと言います。

ターンオーバーの標準は28日周期ですが、加齢によりターンオーバーの周期は長くなる傾向にあります。

 

皮脂の分泌が最も多い思春期は、20日ほどでターンオーバーがされ皮脂の回復も早いですが、30〜40歳代のターンオーバーはおよそ45日程度です。

 

年代によって違うターンオーバーのサイクルを知らずに、若い世代と同じオイリー肌スキンケアを行っていると、肌はダメージを受けてしまい、肌を回復させようと皮脂の分泌を増やしてしまいます。