腸内環境を整える

肌のコンディションを整えるためには、適切なスキンケア方法と同時に、便秘をしない腸内環境を整えることも大切な条件です。

 

消化吸収の機能が低下して、身体にとって必要な栄養素が排出されてしまい、不要な老廃物ばかりが体内に溜まってしまうと、身体全体の新陳代謝が順調に行われなくなるため、保湿が十分に行われず、乾燥するだけではなく肌を防御する機能が低下して様々な肌のトラブルが起こり肌の状態が悪化します。

 

腸内環境を整え、老廃物を溜め込まない、便秘にならない体質にするためには、食物繊維と水分をしっかり摂ることが大事です。

 

食物繊維は
・穀類、野菜類などに含まれている不溶性食物繊維
・昆布わかめ、オクラなどに含まれている水溶性食物繊維
があり、不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収するし腸の働きを活発にし、水溶性食物繊維は糖質の吸収を抑え血糖値が上がらないようにしたりビフィズス菌を増やして腸内の悪玉菌を減少させたりします。

 

・ごぼう、切り干し大根、モロヘイヤ、キクラゲなどの野菜類
・ドライプルーン、アボカドなどの果実
・ササゲ、小豆、大豆などの豆類
・ひじき、わかめなどの海藻類
と行った食物繊維を含む食品をバランス良く摂取し、体内に不要な老廃物が溜まらないようにすると肌の調子が改善します。

 

最後に水分の補給についてですが、水は一気にたくさん飲むのではなく
常温の水を少しずつ飲むようにすることがポイントです。

 

デスクに置いておき、気が付いた時に一口飲むというように、コップ1杯の水を1時間かけて飲むと、胃腸に負担をかけないで水を摂取することができます。


また水を一口飲んだ時に体内で起こる燃焼のせいで、ダイエットにもなります。