角質層が荒れるのほ水分と油分の不足が原因

ファンでーすおんを塗ろうとしても肌がガサガサしてうまくのらなかったり、白く粉を吹いたようになっていたり、皮が剥けてヒリヒリしたりすることはありませんか?

 

肌は日々生まれ変わっており、古くなった細胞から表面に押し出されて最後は垢となって剥がれ落ちてゆくのですが、この生まれ変わりのサイクルのことをターンオーバーと言います。

 

乾燥して敏感になっている肌は、ターンオーバーがうまくいかなくなり、角質層がきちんと形成されず、表面の細胞が上手に剥がれることができなくなった結果として粉吹きや皮剥けが起こってくるのです。

 

角質層は常時、20%~30%の水分を含んでいますが、スキンケアで肌の保湿を十分にに行っていないと角質層の水分量が低下し、ぴったりとした蓋のようだった角質層に隙間ができるので、肌のバリア機能が落ちていきます。

 

バリア機能の落ちた肌は、摩擦やアルコール成分など、様々な外部刺激からダメージを受けるようになりますので、焦った表面が肌を回復させようとして、どんどん新しい細胞を生み出します。

するとターンオーバーが通常よりも早いサイクルで行われるため、育ちきっていない未熟な細胞が肌の表面に出てくるようになり、さらに外部刺激に弱い状態であるいわゆる「敏感肌」になっていきます。

 

化粧水で柔らかくなった肌は、そのまま放置していると空気に触れてる表面から水分を蒸発させてしまいますので、乳液やクリームといった油分でしっかりフタをして、肌の内側に水分を閉じ込めてあげましょう!